探偵事務所への依頼で以外に多いのが、借金をした相手の行方探しです。
連帯保証人になってしまったせいで借金を背負う羽目になった方が、探偵事務所に依頼をして行方探しを行うのです。
探偵事務所へ人探しの依頼をすると、調査料は決して安くはありません(ご参考にこちらも。探偵の浮気調査の料金)。
それでも、連帯保証人になって借金を払うよりはずっと良いですし、借金相手に調査料金を支払わせるパターンも少なくはないでしょう。
探偵事務所では、どんな方法で人探しを行うのでしょうか。
電話番号や住民票から調べられるのか
名前、電話番号、住民票などから個人の行方を割り出すことは不可能ではありません。
しかし、これらの方法は弁護士などの有資格者しか行うことが出来ない方法なのです。
探偵事務所が名前、電話番号、住民票などのデータを利用し人探しをする方法は違法です。
悪徳探偵事務所のなかには、違法であるにも関わらず名前、電話番号、住民票などのデータを使い住所を調べたり、身元を調査する場合もあります。しかしこれらの方法はあくまで違法なので、注意をしましょう。
探偵事務所が出来る調査方法とは?
探偵事務所が行えるのは、債権回収のための強制執行や資産調査です。
もし借金の連帯保証人になってしまい、借金を支払う羽目になった場合は、まずは弁護士や行政書士に相談をして借金主の行方を捜しましょう。
正規のルートで住所などがわかったら、探偵事務所に依頼をして強制執行や資産調査をお願いしましょう。
これらの依頼をすることで、相手に強制的に借金を支払わせたり、借金を払えるかどうかの資産状況を確認することができます。
身元が判明し、借金を払えるという確証が出来たら、自分が借金を請け負う必要はなくなります。
また、名前や電話番号などから行方を捜すことは出来ませんが、自分自身が所有している情報から行方を割り出すことは不可能ではありません。
過去の勤務先や実家の住所などから行方を捜してもらうことは可能です。
ちなみに調査料金は難易度によって異なります。
難易度が低い場合は10万円以下、難易度が高い場合は数十万かかる場合も多いでしょう。